第2回タイムアタック練習会

TOEICのパート3、パート4は得意ですか? たくさんの情報が超高速で津波のように押し寄せてきて、聞き取れないし覚えられないと思っていませんか?

パート3、パート4では多くの情報が飛び込んでくるため、聞いた瞬間に意味が分かる状態、それもあまり必死にならずに楽に聞いて意味が感じられる状 態を作らないと、テンポよく解答を続けることが困難です。 2016年5月に始まった新形式では、パート3の問題が39問に増えるだけでなく、発言の意図を問う問題や図表を見ながら解く問題がパート3にもパート4にも 登場します。そのために、会話やトークの全体像を把握し文脈を追いながら聞く必要性が従来以上に増し、文字情報を見ながら聞くという並行処理が必要な場面 も出てきます。

楽に聞き取れる状態を作っておくことがより重要になる訳ですね。

そこで、おススメしたいのがタイムアタックという練習です。タイムアタックは1つの素材を徹底的に音読して、「これ以上速くいうのは無理」という自分にとっての限界速度で言う練習です。
    

タイムアタックのメリット

単純な練習方法ですが、正しく行えば数多くのメリットがあります。紹介しましょう。

  • 聞き取れる速度が上がる
  • 発音矯正に役立つ
  • したがって聴き取り易くなる
  • 英語で入ってくる情報を保持しやすくなる
  • パート4のトークの展開パターンが身に付く

    
1つずつ説明しましょう。

    

聞き取れる速度が上がる
人間は口で言える速さよりも速い音声を聞き取ることが出来ます。自分の口から出せる速度を上げることは、必然的に耳が捉える速度も上げることになります。 TOEICでは最も速い素材でも200wpm(wpmはwords per minuteの略で1分間に含まれる語数の単位です)、つまり、1分間に200語程度の速度になっていますから、自分でも200wpmを上回る速度で話せ るように練習すると、パート3、パート4の音声がとても遅く感じるようになります。

発音矯正に役立つ
ごく稀に早口で話すのがすごく得意な人がいますが、そういう方を除けば正しい英語の音声の仕組みで話さないと200wpmを超えた速度で話すことは極めて困難です。逆に言えば、200wpm超で話すためには、正しい英語の音の仕組みを身に付ける必要があるわけです。

例えば、子音と子音が連続する際、英語では一つ目の子音の途中に差し掛かった時点で2つ目の子音に移行していきます。日本語の場合は子音の途中で別の子音に移ることはせず、子音を最後まで発音したうえで、さらに「ウ」とか「オ」とかの母音を入れてから次の子音に移ります。

具体例を挙げると、picnicという言葉のcnの部分です。英語では/k/の音の途中で/n/の音に移行します。/k/の音は最後の部分が最もそ の音らしいため、日本語話者の耳には/k/が発音されていないかのように聞こえます。日本語では/k/を最後まで発音して、なおかつ/u/という母音を入 れてから/n/に移ります。結果として「ク」という音になるわけです。

英語では発音されない/k/の後半部分と、本来ならないはずの/u/という母音を余分に発音していれば、速く話せるわけがありませんよね。タイムア タックでは、英語の正しい音の仕組みに則って話すことが不可欠ですから、タイムアタックを練習することによって発音矯正という結果も得られるわけです。

したがって聴き取り易くなる
自分の発音がネイティブスピーカーの発音とずれていると、聴き取りの面では不利です。これは母語でも違う地域の方言を聞き取る際に、集中力が必要だったり ときとして聴き取れなかったりすることを考えれば容易に納得できるでしょう。タイムアタックを通して発音が矯正されれば、聴き取りが圧倒的に簡単になりま す。

英語で入ってくる情報を保持しやすくなる
人間は情報を記憶する際、その言葉の音声をイメージして記憶することが多いものです。しかし、音を聞いて意味をイメージする処理がスムーズに行えないと、 理解する時点で脳のキャパを相当使ってしまうことになり、得た情報を記憶にとどめるゆとりがなくなります。タイムアタックを通して発音が矯正されると、音 と意味の変換がスムーズに行えるようになり、得た情報の保持にも役立ちます。

パート4のトークの展開パターンが身に付く
パート4の素材に限ったことではありませんが、人間が話したり書いたりする内容は、その内容によって一定のパターンに則って情報が並ぶものです。空港での アナウンス、これから話すスピーカーの紹介、交通情報、番組冒頭の内容紹介、ツアー開始前の説明など、テーマを聞いただけでどのような情報がど んな順番で話されそうか、ある程度予測が可能です。

タイムアタックの練習を繰り返すことによって、こうしたトークの展開パターンが英語の音声と共に潜在意識に刷り込まれていきますから、パート4の音 声を聞く際にも次の展開が予測しやすく、また聴き取るべきポイントがいつやってくるかの予測も立てやすくなります。するとパート4の解答もより楽に行うこ とが出来るようになります。

※タイムアタックの練習素材として、英文の構造や長さの面でパート4が最適なため、パート4を使って練習することを想定して書いていますが、パート6や短めのパート7の素材でも、あるいはパート3の素材でも練習自体は可能です。それぞれの文章や会話のパターンに慣れたければ、他のパートを活用するのも良い方法です。
    

正しく行うことが重要

上で見たとおり、多くのメリットがあるタイムアタックですが、正しい方法で行わなければ、そのメリットは半減します。特に発音の仕組みを無視して闇雲に速く読もうとするだけでは、かえって間違った音のイメージを刷り込むことになりかねず、逆効果にすらなりかねません。

ぜひ正しい方法で練習をしていただきたいと思います。

    

正しい方法を伝授

『第2回タイムアタック練習会』では、発音に関わる部分も含めて、正しく効果的なタイムアタックの練習方法をお伝えし、フィードバックをしながら進 めていきます。正しいやり方を身に付けて、セミナー終了後も他の素材を活用してタイムアタックを行う準備態勢を整えてください。
    

『第2回タイムアタック練習会』の概要

『第2回タイムアタック練習会』の概要は以下の通りです。

日 時:2016年10月19日(水) 7:00~9:30
会 場:わいわい空間
定 員:10名
教 材:『TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編』から
    練習テスト1の74~76番のトークを使用
参加費:4,000円(一般)
    (プロセス英語会会員は3,500円)
持参品:・『TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編』
    ・指定のトークが再生できる音楽プレーヤー
     (速度調節機能があれば尚可)
    ・ストップウォッチ
    ・イヤホン
    
    それ以外に、別に録音装置があるとより望ましい。
    自分の音読を録音してチェックすることは正しい
    発音の獲得に非常に有効です。

    

お申し込み

『第2回タイムアタック練習会』は以下の申し込みフォームからお申し込み下さい。
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お問い合わせ先


著書

『TOEICテスト リーディングだけ300問』

『2か月で攻略 TOEICテスト900点!』
読者特典は
こちらです。

『TOEICテスト Part 5 文法をこれ以上無理やっちゅうほどやさしく教える本』

『TOEICテスト Part 3 & 4 鬼の変速リスニング』
(共著)


(共著)

メディア

 English Journal(アルク刊)
  '10年5月号掲載

 英語でしゃべらナイト
  リターンズ出演
   ('09/12/18)

外部講演・セミナー


 大阪府立旭高等学校
 国際教養科・講演
 『スティーブ・ジョブズの
  スピーチで学ぶ英語発音』
   (2015/2/12)

 関西医科大学MESS
 発音ワークショップ
   (2015/1/23)

 茅ヶ崎方式・秋研究会2014
 講演「TOEICとニュース英語」
   (2014/9/28、10/5)

 TOEIC指導者模試勉強会
   (2011/8/18)

 第2回海星TOEICフェスタ
   (2011/6/11)

 ELmall 開校記念
  発音セミナー
   (2011/4/30)

 神戸海星女子学院大学
  海星TOEICフェスタ
   (2010/11/21)

 茅ヶ崎方式
  30年記念講演会
   (2010/4/7)

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